会長挨拶


岡垣町商工会 第12代会長

小早川 敬義

このたび皆様のご推挙により、岡垣町商工会第12代会長に就任いたしました。

これまで歴代の会長が築かれました岡垣町商工会の良き伝統と、力を合わせて難局を乗り切る結集力を引き続き大切にしながら、中小商工業者の会員の皆様に寄り添いつつ、多様な経営課題解決のために最大限の支援をさせていただきたいと考えています。 

 

新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染症拡大により、中小商工業者は甚大な被害を受けており、自助努力はもちろんですが国・県・町の大きな経済的支援策によって何とか事業継続ができている状況が見られます。個々の事業者の具体的な悩みや苦労を、現場で私たち商工会が聞き取り、国・県の持続化給付金をはじめとする各種支援金や補助金等の制度を最大限活用して、会員のニーズにマッチした最適な支援策をともに考え実施していくことを最大の命題としたいと考えています。 

 

商工会の事業について

 

岡垣町商工会の事業は、コロナ禍により令和 4 年度は昨年度に引き続き、「かぐや灯篭まつり」をはじめとする人が集まるタイプのイベントは中止となりましたが、それに代わる「えびつ ほたるの夕べ」を実施いたしました。 また、福岡県と岡垣町のご支援により、25%プレミアム 付き商品券事業も一般分が3億7千 5 百万円、リフォーム分が1億2千5百万円を販売することとなり、町内消費需要の喚起につながるものと手ごたえを感じています。

 

自然災害への対応

また、中小商工業者を襲う脅威は感染症だけではなく、自然災害への備えも必要で、岡垣町商工会でも昨年度に事業継続力強化支援計画を作成し、商工会自身のリスクと対策を明らかにしたところですが、今後は会員の皆様の事業所についても自ら検討を進める際にともに考え支援を行いたいと思います。

 

ポストコロナ・ウィズコロナの時代へ

これから新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種も進む中、いつかは感染症も終息する日が来るのではないでしょうか。ポストコロナ、ウィズコロナの時代に備えて、会員の皆様とともに、その日以降の経済V字回復への道のりがスムーズに移行できるよう今から備える必要性を感じています。課題は数多くありますが、明るい明日への希望を胸に、岡垣町の商工業が発展するよう邁進したいと考えていますので、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたしまして、ご挨拶といたします。